◆幼稚園教諭
■受験資格 特になし
●仕事内容 仕事内容としては幼稚園で園児と一緒に遊んだり勉強をしたりする。
基本的には幼稚園は教育が中心で保育園は保育が中心になるようです。
幼稚園に勤務し、3歳から5歳までの幼児を対象に、幼児教育を行うのが、幼稚園教員です。
食事の指導や遊びを交えながらの運動能力の発達を促したり、幼児と適当に遊んでおけば良いかといえば大間違いで、子供が帰宅してからの仕事も多く、後片付けから翌日の準備や年間行事の計画など仕事はつきないようです。
子供と直接関わる仕事のみでなく、保護者との話し合いや日誌・連絡帳の記帳など、間接的な仕事も多いとか。勤務時間はなかなか規則的で朝の8時頃から夕方の5〜6時頃までが一般的となっているようです。子供の教育時間は一日平均で4時間ほどだそうです。
保育所のような夜おそくまでの延長保育などは無いようで、勤務時間は規則的で勤務しやすいでしょう。
幼稚園教諭として就業している人の年齢には偏りがあり、圧倒的に20代の女性が多い現状があります。この割合からもわかるように、結婚を機に退職される方も多いようです。
最近は結婚後も続けられる方も多いようですが・・。
幼稚園教諭はほとんどが女性で男性の割合は1割もありません。
★将来性 少子化の影響で将来的には明るくない。
教育関係全般に言えることだが、これからは厳しくなる一方でしょう。
現在、幼保一元化問題が幼稚園関係業界の問題になっています。
幼保一元化問題とは、そもそも幼稚園(教育中心)と保育園(保育中心)の目的は似ているのだから、一緒にしてしまおうという話です。
ではなぜ一緒にする必要があるのか?
それは、少子化で入園者の減少している幼稚園と、女性の社会進出などの影響で待機児童が増加している保育所を一緒にしてしまえば、お互いの欠点をうまく補い合えるのではないか?との意見からこの動きが活発化しました。現在はまだ検討中のようで、結論は出ていないようです。 |